大きく当てたい。そう思うほど、前の日の夜が長く感じられるものです。何度も出馬表を開いて、予想を組み替えて、気づけば深夜——そんな経験がある人は多いのではないでしょうか。
先にお伝えしておくと、暦や験担ぎでレースの結果が変わることはありません。当たる確率が上がるわけでもない。ただ、前日の過ごし方は、当日の自分の判断に影響します。ここでお話しするのは、大きく当てたい人が前夜にやめている2つのことと、気持ちを整えるための小さな支度です。
著者名の藤本環は、本メディアの創作上のペルソナです。実在の鑑定者による経験談ではありません。詳しくは運営者情報をご覧ください。
やめている行動①:寝る前に、もう一度出馬表を開くこと
前夜に何度も見返した予想は、たいてい良くなりません。夜は思考が疲れていて、視野が狭くなっているからです。にもかかわらず、深夜に見返すと「もう一頭足したほうがいいかも」と買い目が増えていく。判断が変わったのではなく、不安が増えただけというケースがほとんどです。
一度組んだ予想は、その日のうちに手を止める。そして翌朝、頭がすっきりした状態でもう一度だけ見る。これだけで、余計な点数がぐっと減ります。買い目を決める直前の過ごし方は、買い目を決める前の3分でも扱っています。
やめている行動②:他人の予想を追いかけること
前夜にSNSや予想サイトを回遊し始めると、止まらなくなります。自分の見立てと違う情報が入ってくるたびに軸がぶれて、最後には「誰の予想でもない、寄せ集めの買い目」ができあがってしまう。
情報を見るなら、予想を組む前まで。組んだあとは閉じる。この順番を守るだけで、当日の腹の据わり方が変わります。
前日にやっておく、小さな支度
勝負服は「寅の日」に洗って清めておく
十二支のなかでも寅は、昔から「勢い」や「出ていったものが戻ってくる」といった意味づけで語られてきた干支です。財布を新調するのに寅の日を選ぶ人がいるのも同じ流れですね。寅の日の位置づけは、金運の代表吉日の記事で整理しています。
そこで、いつも着ていく勝負服や帽子を、寅の日に洗って整えておく。前夜にアイロンをかけて畳んでおく、というだけでも十分です。「支度を済ませた」という感覚が、当日の落ち着きにつながります。
タロット1枚で「攻める日か、手堅くいく日か」を見る
前夜、寝る前にタロットを1枚だけ引いてみてください。占うのは的中ではなく、今の自分の状態です。
勢いのあるカードが出たなら、今日は少し攻めてもいい日かもしれない。落ち着いたカードなら、点数を絞って手堅くいく日かもしれない。当たるかどうかを占うのではなく、「自分がどう向き合うか」を決める補助線として使うのがコツです。引いたカードと、その日の自分の判断をメモしておくと、だんだん自分のクセが見えてきます。
まとめ
前日にやめること、やっておくこと。整理するとこうなります。
- 寝る前に出馬表を開き直さない(買い目が増えるだけ)
- 予想を組んだあとは、他人の予想を見に行かない
- 勝負服は寅の日に洗って、前夜に整えておく
- タロット1枚で、攻める日か手堅くいく日かを決める
どれもレースの結果を変える方法ではありません。けれど、当日の自分を落ち着かせる方法です。楽しむための予算を決めて、その範囲のなかで長くつき合っていきたいですね。勝負レースの選び方と、先に決めておく上限については、勝負レースを決める日の選び方にまとめています。
✦ この記事のまとめ
競馬の予想的中率は験担ぎで変わるものではありません。それでも「前夜に馬柱を見返さない」「勝負服を寅の日に清める」という2つの行動をやめる・整えるだけで、当日を落ち着いた気持ちで迎えられます。


