「今日はツイてなかった」で片づけている日が、たぶん誰にでもある。
その日付を並べてみると、別のものが見えることがある。
著者名の星野澪は、本メディアの創作上のペルソナです。実在の鑑定者による経験談ではありません。詳しくは運営者情報をご覧ください。
まず、確率は動かない
先にはっきりさせておく。
気圧でも体調でも、抽選の確率は変わらない。 遊技機は天気を参照していない。
だから「低気圧の日は出ない」という話は、そのままでは成り立たない。
それでも負けが込む日に傾向が出るとしたら、動いているのは台ではなく自分の側になる。
「比較検討をやめた日」
負けが大きかった日を振り返るとき、こんな言い方に心当たりはないだろうか。
「途中から、どうでもよくなった」
これが要点になる、という仮説を立ててみる。
以前気圧が上がる日の話で書いたが、気圧が大きく動いた日には、頭が重い・集中が続かない・判断を早く終わらせたくなるという状態になる人がいる。
この「早く終わらせたい」が、遊技では特に効いてしまう。
何が起きているか
判断を早く終わらせたくなると、こういう順番になる。
台を替えるかどうか、迷うのが面倒になる。だから替えない。あるいは、よく見ずに替える。
やめるかどうかも、考えるのが面倒になる。考えないので、続く。
選んだのではなく、選ぶのをやめている。
やめた結果として、滞在が伸びる。滞在が伸びると、その日の投資額が伸びる。前回記録の残し方で書いたとおり、負けが大きい日は滞在時間が長い日に寄りやすい。
つながっているのは、ここになる。
睡眠のほうが分かりやすい
気圧は自分では感じにくい人も多い。
その点、睡眠は分かりやすい。
前日の睡眠が短い日は、比較検討を続けるのがしんどく感じる人もいるだろう。これは遊技に限らず、仕事でも買い物でも起こりうることだ。
自分に当てはまるかどうかを確かめたいなら、睡眠から見るほうが早い。
確かめ方
大がかりなことは要らない。
前回書いた3項目の記録(日付・滞在時間・金額)に、もう1項目だけ足す。
前日の睡眠時間。
おおよそでいい。6時間、4時間、というレベルで足りる。
3か月ぶん溜まったら、マイナスの大きい5日を選んで、睡眠時間を見る。
寄っていれば、はっきり出る。寄っていなければ、自分は睡眠と関係ないと分かる。どちらに転んでも収穫になる。
気圧を見る場合
気圧も足したいなら、天気アプリの履歴で確認できる。
このとき見るのは、その日の数値そのものより前日からの変化幅のほうだ。急に下がった日、急に上がった日。体感と結びつきやすいのは、絶対値ではなく変化になる。
ただし、これも断定はできない。気圧と体調の関係についての報告はあるが、遊技の収支との関係を示すものではない。あくまで自分の記録で確かめる話になる。
対策は「行かない」ではない
こういう話をすると、「調子が悪い日は行かない」という結論になりがちだ。
それで済むならいちばん確実だが、実際にはそう決められないことも多い。休みがその日しか無い、ということもある。
現実的なのは、こちらだ。
その日の状態に合わせて、切る時間を先に短くする。
いつも4時間なら、寝不足の日は2時間にする。入る前にアラームをかけておく。やり方は勝っているうちに帰るための決め方と同じで、判断力が落ちている場面で判断しなくて済む形にしておく。
意志の問題にしない
負けが込んだ日を思い出して、自分を責めてしまうことがある。
なぜあそこでやめなかったのか、と。
やめられなかった理由が体調側にあるなら、責めても次に活きない。責める代わりに、次の日の上限を短くするほうが具体的だ。
意志の問題にしないほうが、続けやすい。これは買い物でも遊技でも変わらない。
今日からやること
記録に1項目足す。前日の睡眠時間だけ。
3か月後、マイナスの大きい日と並べてみる。
台のせいだと思っていたものが、そうでないかもしれない。
✦ この記事のまとめ
負けが大きい日は、台や運ではなく「比較検討をやめた日」であることがあります。気圧が動いた日や睡眠が足りない日に起きやすい状態です。
対策は我慢ではありません。入る前に自分の状態を確かめ、短く切ると決めておくほうが現実的です。



