診断を勧めると、生年月日の入力で止まる人がいる。
生まれた時刻となると、さらに減る。
そこで今回は、生まれた月だけを手がかりにした読み物にした。生年も時刻も要らない。
先に断っておくと、これは四柱推命や九星のような命式を使った鑑定ではない。四季の巡りにお金の傾向を重ねた読み物になる。当否より、自分が締めるべき場所を一つに絞るために使ってほしい。
なぜ「詰まりどころ」で見るのか
藤本は──私は数秘とタロットを扱う仕事をしているので、お金の相談も受ける──節約が続かない人に共通することがあると思っている。
漏れていない場所を締めようとしている。
以前4タイプの記事でも書いたが、支出には「必要だから出るお金」と「その人の性質に沿って出るお金」がある。前者は誰でも似ていて、後者が人によってまるで違う。
万人向けの節約術が続かないのは、後者を無視しているからになる。
12タイプ
1月生まれ — 「備えすぎ」で詰まる
寒さの底に生まれた月。先を見越して用意する傾向が出やすい。保険、ストック、予備。備えは正しいが、同じ用途の備えが二重になっていないかを見る。
2月生まれ — 「切り替え」で詰まる
立春をまたぐ月。新しいものへの反応が早く、始めるのが上手い。ただ前のものを止め忘れる。サブスクの重複が出やすい。
3月生まれ — 「区切り」で詰まる
年度末の月。締めや節目に支出が寄る。送別、記念、けじめ。行事に紐づく支出の上限を先に決めておくと変わる。
4月生まれ — 「立ち上げ」で詰まる
始まりの月。新しい環境に合わせて道具を揃えたくなる。揃える前に一か月使ってみると、要らないものが分かる。
5月生まれ — 「人と会う」で詰まる
外に出やすい季節の月。誘いに乗る回数が多くなりやすい。月に参加する回数を先に決めるのが効く。
6月生まれ — 「気晴らし」で詰まる
雨の月。天気で気分が動きやすく、その反動で買い物が出る。天気が悪い日の支出に印をつけると傾向が見える。
7月生まれ — 「勢い」で詰まる
夏の入口。決断が速い代わりに、比較検討が短くなりがち。金額の上限を決めて、超えたら翌日に送る。
8月生まれ — 「まとめて」で詰まる
盛夏の月。一度に片づけたくなる傾向。まとめ買い、一括購入。単価ではなく総額で見る癖をつける。
9月生まれ — 「整える」で詰まる
実りの季節。環境を整えるための支出が出やすい。家具、収納、道具。整える対象を年に一か所に絞ると収まる。
10月生まれ — 「質を上げる」で詰まる
落ち着いた季節の月。上位グレードを選ぶ判断が多くなる。一件ごとは正しいので削りにくい。カテゴリごとの年間上限で管理する。
11月生まれ — 「先回り」で詰まる
年末の入口。準備が早く、年末商戦に長く接する。買う日を決めてから見ると、見ている期間が短くなる。
12月生まれ — 「人のため」で詰まる
贈り物の季節に生まれた月。他者に関わる支出が削りにくい。一人あたりの上限を先に決める。金額を減らすより形を変えるほうが向く。
タイプが当たらないとき
12分類なので、当たらない人は当然いる。複数に当てはまるのも自然になる。
当たらないときは、逆から入るほうが早い。
この一か月で、後から「なんでこれ買ったんだろう」と思った支出を三つ書き出す。
三つに共通しているものが、自分の詰まりどころになる。これは生まれ月より正確に出る。
締めるのは一か所だけ
見つけたら、対策はひとつだけ試す。
全部やらないことが大事になる。四つも五つも同時に始めると、たいてい一週間で終わる。
一か所を一か月続けて、変化があるか見る。無ければ次の一か所に移る。
生年月日まで見たい場合
もっと踏み込みたい場合は、生年月日を使う読み方がある。
数秘のパーソナルイヤーは、生まれた月日とその年の西暦だけで出せる。生まれ年も時刻も要らないので、次の段階として入りやすい。
今月やること
自分の月の項目を読んで、書いてある一手だけ試す。
当たっていなければ、後悔した支出を三つ書き出すほうに切り替える。
詰まっている場所が分かれば、締める場所は自然に決まる。
✦ この記事のまとめ
生まれ月だけを手がかりに、お金が滞りやすい場所の傾向を12タイプに分けた読み物です。生年や生まれ時刻は使いません。
重要なのはタイプの当否より、自分が締めるべき場所を一つに絞ること。漏れていない場所を締めても効果は出ません。



