新月の夜に、ノートへ願い事を書く──試してみたい人も、すでに続けている人もいるかもしれません。この記事では、新月の願い事の考え方と、願いを言葉にするときの書き方のコツをまとめます。読み終えるころに「次の新月に、ペンを取りたくなる」と感じてもらえるよう、肩の力を抜いて読み進めてみてください。
著者名の星野澪は、本メディアの創作上のペルソナです。実在の鑑定者による経験談ではありません。詳しくは運営者情報をご覧ください。
新月の願い事の起源
新月は、月が見えなくなり、ここから再び満ちていく始まりの日です。西洋占星術やスピリチュアルの文脈では、この「始まり」に合わせて願いや目標を書き出す習わしが広まりました。月の満ち欠けを暮らしの目安にしてきた感覚と重なり、「新しいことを始める節目」として親しまれています。
ここで大事なのは、「自分の感覚と照らし合わせる」という視点。月に願いを託すというより、ひと月に一度、自分の望みを見直す日として使ってみてください。
願い事を書くと何が整うのか
願いを書き出すと、頭の中で漠然としていた「こうなりたい」が、目に見える言葉になります。書いた言葉を読み返すと、本当に望んでいることと、なんとなく書いたことの違いにも気づきやすくなります。
たとえば、「お金に困らなくなりたい」と書いたとします。読み返すと、「具体的に何が不安なのか」「そのために自分は何ができるのか」が、まだ書かれていないことに気づくはずです。「いきなり大きく変える」のではなく、「今夜から試せる一歩」を言葉にする。それが、願い事を書くいちばんの意味だと考えられます。
願いを整える3つのコツ
願いの文章を整えるときに、よく勧められる3つのコツをご紹介します。
- 1つめ:主語を「私」にする。「臨時収入が入りますように」ではなく「私は〜する」と、自分を主語にして書きます。誰かや何かにまかせる文より、自分が動く文のほうが、次の行動が見えやすくなります。
- 2つめ:動詞を「行動」にする。「豊かになる」のような状態ではなく、「学ぶ」「始める」「見直す」など、実際にできる動きを表す言葉を選びます。
- 3つめ:時制を完了形にする。「〜しました」「〜しています」と、すでに叶った形で書く方法です。望む状態を具体的に思い描きやすくなると言われます。
3つすべてをやる必要はありません。今日、心が動いたコツを1つだけ選んで、5分だけ向き合ってみてください。
そのまま使えるテンプレート3つ
- 仕事:「私は、今月中に〇〇の資格の勉強を始めました。」
- お金:「私は、毎月の固定費を見直して、先取り貯金の仕組みを作りました。」
- 暮らし:「私は、週に一度、自分のための時間を予定に入れています。」
〇〇の部分を自分の言葉に置き換えるだけで使えます。書いたからといって明日すぐ状況が変わるわけではありませんが、次の新月に読み返したとき、「少しだけ動けた」と思えることが一つでもあれば十分です。
「次の新月に、ペンを取りたくなる」── そう感じられたなら、この記事の役割は果たせています。もう少し深く知りたい方は、後述の関連記事もぜひ。
✦ この記事のまとめ
新月の願い事は、主語を「私」に、動詞を行動に、時制を完了形にすると、自分が何をしたいのかがはっきりします。書くことで願いが叶うと約束するものではなく、次の一歩を決めるための言葉の整理として使ってみてください。
大切なのは「今夜から試せる小さな一歩」を持つこと。読み終えたあとに、ひとつだけ自分の生活に持ち帰ってもらえたら嬉しいです。


